プロジェクト内の景観

水辺の景観

ルンカウィが初めてかつ唯一のプロジェクトとして誇りにしているのは、合わせて15kmに渡って広がる運河と湖に見られる多種多様な水生植物による美しい風景です。これらの植物により、クルンカウィは湿潤で涼しい気候を保つことができ、近年では稀に見る個性的な雰囲気を備えています。野生の鳥や魚は日々数を増していますが、豊かな自然の恵みが十分でなければ、現在のように自然に生物が生息することはなかったと言えるでしょう。

コースの建設や改良以外に、敷地の管理も絶えず行う必要があります。クルンカウィではメンテナンスを怠ったことはありません。自然保護のために採用している方法の一つは、バイオロジカル・コントロールと名付けた手法です。この手法では有害な化学物質を避け、代わりに自然からの抽出物を 利用します。例えば、害虫を除去するためにセンダンの木のエキスを使ったり、EMを使用して水質を管理したり、電気で虫をおびき寄せたり、木にとって危険な虫の数や種類を調査することなどです。


プロジェクト近辺の公園(線状公園)

プロジェクト内に住む人々のプライベートな静けさを最大に保つため、周囲の土地は線状に広く立ち入りできないようにしてあります。外から邪魔されるのを防ぎ、多種の樹木により緑が保たれているため、プロジェクト地の周辺は憩いの場所となり、美しいさまざまな樹木のコレクションが見られます。めったにないような種類の木もあり、樹木や自然を愛する方にはうってつけの場となっています。